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秋の日曜。このところ体が重く、休憩時に午睡もできず

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猛烈な台風27号がゆっくりと北上している影響でしょうか、体が重くなっています。
若いころ、いや45歳まで気候の変化を体が感じることなどほとんどありませんでした。せいぜい、長雨の時季は鬱陶しいなあと思うくらい。いつのころからか、雨が降り出す前に頭痛が出るようになり、ここ3、4年は低気圧や前線が近づくと頭痛、肩コリ、疲労感が出ます。気落ちもします。「あれっ?」と思って気象情報を確認すると案の定、あすから天気下り坂、です。
台風などその最たるもの。気圧の低い塊が渦を巻いてやってきて、空気もエネルギーもあれこれと吸い取っていく感じを受けます。
まだ台風27号は太平洋のかなたにあるので、意識し過ぎ、考え過ぎかもしれませんが、毎週のようにやってくる台風のせいか、それともほかに原因があるのか、ともかく体の重い秋です。それなのに、午睡もできません。夜も寝付きが悪く、得意のはずの昼寝もできず、ぼーっとしています。

鹿児島市は晴れました。早朝までに爆発した桜島の灰が鹿児島市南部へ流れてきていたようで、けさも灰の掃除でした。
※右上写真=午前9時ごろ、当店前から桜島方向を撮影。北風へと変わり、噴煙が南へ流れている

開店前のコーヒー焙煎は3種類でした。
●グアテマラSHB(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●エチオピア・モカ・イリガチェフG2(深煎り)

県内外へのコーヒー豆発送3件をなんとか済ますことができ、ほっとしています。有機栽培豆「ペルー・モンテアルトJASオーガニック=インカの香り」がほぼ売り切れました。あす朝に焙煎します。

日曜で、開店と同時に妻が店に入ってくれ、開店ぎりぎりまでシャワーも浴びずひげも剃らないまま灰をホースの水で流し、ついでに車を洗っていたところ、愛刀家Tさんが来店。「こんな格好なので店に出られない」と私が言い、イスを出して屋外でしばしおしゃべり。相変わらず刀の話です。
戦国期に打たれた薩摩の古刀をTさんはお持ちで、そのうち拵えを作りたいとおっしゃいます。「古刀だからやっぱり半太刀拵えにしたい」とのこと。
「縁頭、こじりにしろ、鍔にしろ、時代のそろったものが出ますか?」
Tさん「知人が持っていたんですよね。あるでしょうよ」
「私は、どうもあの半太刀拵えっていうのが、太刀なのか、打ち刀なのか半端に見えて好きじゃないんですよね」
Tさん「ま、好みの問題でしょうよ。古刀だから半太刀がいいんじゃないかな」
「古刀でも江戸期に打ち刀拵えを新調しているから、いま持っている縁頭、目貫、鍔を使って打ち刀拵えを作ればどうですか?」
Tさん「いや、やっぱり半太刀拵えがいいですよ」
こんなことを長々と話しているうちに、薄雲が晴れ、秋というのに強い日が差してきました。
Tさん「北海道の夏は、このくらいの暑さでしょうかね」
「30℃を超える日があるからまだ暑いんでしょうけど、空気がさわやかな感じがしますね。鹿児島みたいにじめじめしておらず…」
じりじりと照るつける日を避けるようにTさんが帰っていかれました。
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きょう日曜は居合道場で稽古をすべきところ。きょうも休みました。
夏前はじんましん、夏には脊椎分離症による坐骨神経痛で道場稽古を休み、いまに至ります。ストレッチやウオーキングを続け、ようやく坐骨神経痛が消えました。きょうこそ道場へと思っていましたが、11月3日の南九州地区居合道大会に向け、鹿児島支部の先輩・同輩らは太刀打ちの位」という形稽古を重ねておられるようで、長く道場を休んでいる私は同大会で当日の稽古、応援に行く予定ながら、演武をするでもなく、いま道場に行ってもお邪魔と思い、大会が終わるまで遠慮することにしました。
なにより、足腰ほか、居合稽古ができる体を取り戻すことが先決です。
※左上写真=伸びたシマトネリコの枝を落とし、窓からの景色が少し明るくなった

追記】=午後9時25分
閉店しました。常連の若者Hくんが夜来店してくれました。ありがとうございました。

閉店後の始末で外に出ると、東の空高く、月が白く輝いていました(下写真)。まん丸に見えましたが、よく見ると右上が少し欠けています。カレンダーで旧暦を確認すると9月16日でした。きのうが満月だったようです。
しばし月を眺めていました。月を愛でながらウイスキーとパイプという手もあります。きょうの仕事、ストレッチ、ウオーキングなどすべて終えて、月を楽しむゆとりをつくりたいものです。

新屋満規さんのジャズピアノ生演奏は来週日曜、27日午後7時~に変更となっています。
お気軽にお越しください。
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Commented by Ex-Tannyaman at 2013-10-21 04:19 x
> ようやく坐骨神経痛が消えました。

良かったですね。研究熱心かつ即実践のタイプであられるので、治りが早いのでしょう。

治そうにも自分達で工夫できない事例を・・・。次女宅に二人目の孫娘が生まれて1ヶ月を過ぎました。特定の疾病や器質障害を早期発見するために、新生児にマス・スクリーニングが行われているようですが、この検査で判明したことは、将来的に思わしくない可能性があるらしいです。レベルの違いによるのでしょうが、3歳ぐらいまで薬を服用し続け、週に1回、定期的にチェックすることで治療できるケースもあると言われたようです。母親は育児休暇後の職場復帰を断念するでしょう。「日々新たなり」と言いますが、本当に新たな展開です。予定・予想どおりにコトが運ぶことなど難しい。双方の両親も総出で協力してゆくことになります。
Commented by gayacoffee at 2013-10-21 19:56
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
お孫さんの成長を、ご家族皆さんで見守っていかれるのでしょう。ご家族の固い結びつきがお孫さんを支えていかれるでしょう。

おっしゃるように、先のことは分からないもので、とりあえずあす生きているつもりできょうを生きているような感じです。だれが3・11の午後2時まで大地震・津波が襲うと思ったでしょうか。1・17の前夜には家族そろって布団に入ったことでしょう。
ああしたい、こんなこともなどという欲も薄くなってきた私ですが、あすがないかもしれないという緊張まで持てません。いまだ惰性で生きています。ただ、50前に病を得て(!)、人生観が大きく変わったことは確かです。
Commented by Ex-Tannyaman at 2013-10-21 20:41 x
1.17で思い出しました。私は貿易担当でありながら、国内の遠隔地における企業にアプローチすることも手掛けておりました。封書を出すだけで、山形県と福島県の工場に、私にしたら、大型の装置を売り込むことに成功し、その設置作業に「ヒトシ」さんが借り出されました。彼は2~3年後に結婚したのですが、阪神の大震災で臨月の奥さんを失いました。前にもお伝えしましたが、長く生きていると、今回の孫娘のことと言い、辛いことを経験します。

脱線しますが、上のパラグラフで「~のことといい」と表記すると目が回りそうですので、「言い」の漢字を挿入してみました。報道・出版関係による過剰なまでの「かな」表記に違和感を抱いており、私は意識的に漢字や仮名を入れることにしています。その意味では、先日の貴記事における「ご注文がいまいち段落したところです」に接しますと、「ご注文がいまいち(イマイチ)」にギョッとします。反面、「今日は」は「きょうは」なのか「こんにちは」なのかを瞬間的に判別しにくいので、「本日は」と気取ったような書き方をしたりしています。
Commented by gayacoffee at 2013-10-22 12:07
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
阪神大震災のご不幸、言葉になりませんね。
俳優・火野正平さんが自転車に乗って、視聴者の思い出の場所を訪れるというNHKの番組があります。この秋は北海道から南下しています。彼が以前、東日本大震災の被災地、確か岩手の漁師町を訪れたとき、街ごと津波に流され荒地になっている中を走っていると、沿道から「頑張って!」と女性の声。のちに火野さんは「オレが励まされちゃったよ」と語り、「(被災地に)入る前に、被災地だという特別な意識を持たないようにと思っていたけど、目の前の光景にやはり驚いた」、「でも、日本全国が被災地なんだよね」と火野さんが言いました。
幾多の不幸とたまの幸せの中にいます。仏さんの教えではこの世は苦しみが多く、死によって極楽浄土へと行けるとか。そうでも思わないとつらいことも多いわけですが、子供らとたわいもない冗談を言ったり、日なたの愛猫をぼーっと見たり、家庭菜園に実ったビワをちぎって食べたり、旧友がふらっと訪れてくれたり、と喜びもあり、こうしたことがあるのでまた明日もあるかな、という気になれます。自分以外の人、ものに支えられていると強く感じます。
Commented by gayacoffee at 2013-10-22 12:17
Ex-Tannyamanさん、追伸です。
確かに、「ご注文がいまいち段落~」は迷いますね。「いま一段落」とすべきでした。新聞用語の手順書みたいなのがあって、当用漢字表に基づいて使う字、ひらがなにする字を、新聞社が勝手ながら定めています。これは紙面上で不揃いだと読みにくい、記者が漢字に精通して多様したとして読者に伝わりやすいか、などということで、統一基準を設けたもの。
「つかう」も「使う」「遣う」と意味が違うので用法を間違わないようにしますが、「不明な場合はひらがな」という但し書きが手引きにあることもあり、かなにしがちです。漢字が多いと紙面が黒っぽく、詰まって見える、という話も聞きました。
ご指摘の通り、「きょう」を「今日」にすると「こんにち」と読んでしまうのでかな表記にしてしまいます。「言う」は「言う」ですが、「云う」は「いう」にしてしまいます。迷ったら、かな!
最近、新聞も漢字が増え、ルビをふっています。文科省の見直しに準じたものでしょう。
Commented by Ex-Tannyaman at 2013-10-22 14:38 x
八つ当たり気味ですが・・・昔々のGHQにへつらったままなのか、当用漢字・常用漢字を使用したり、かな文字を多用したりするのもほどほどにして、中身を濃くして欲しいですね(「ほしい」よりも「欲しい」のほうが視認しやすい)。それができないのであれば、解説記事・意見報道を増やしてくれたら、私もまともに紙媒体の新聞に目を通すようにすることにします。今は、例えば、読売新聞のコボちゃんをチェックするだけです。だって、私は読売のファンではないもの。

私が英文法専門の准教授と共訳書を出したとき、いまどきの大学生は漢字が多いと読まないから、ひらがなを多用してくれ、と言われました。
Commented by gayacoffee at 2013-10-22 23:25
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
新聞の生き残る道は、解説・論評でしょうね。いま(今)という瞬間の判断と、10年、20年、あるいは100年の歴史の上から解釈する視点が物事にはあるわけで、社会保障にしろ、原発のしろ、税制にしろ、教育(大学入試制度をまた変えるらしい)にしろ、百年の計で新聞に論評を期待したいところですが、読者を失いたくないのか、国に便宜を図ってもらっているのか、オリンピックに乗じてひと儲けしたいのか、現状を追うだけの記事が多いように感じます。そもそも活字を読まない人間に読ませようと言うのが間違い。読まないといけないほどの中身があれば読者はつくのではないか、と思うのですが。自分と異なる意見でも、分析力・説得力ある論評には耳を傾けるものでしょう。
by gayacoffee | 2013-10-20 20:10 | 焙煎人日記 | Comments(7)

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