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少し肌寒い朝でした。大学内「カフェ」の新年度営業スタート

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午前10時10分ごろ、JR指宿枕崎線・観光特急「指宿のたまて箱」が坂之上踏切を通り(上写真)、当店前を通過していきました。いつもより1、2分遅めでした。春本番、暖かな土曜です。

けさはコーヒー焙煎を済ませ、開店前の掃除、イス・テーブル拭きに入る前に少しの時間的ゆとりがありました。焙煎の豆種が2種類と少なかったからです。
●エチオピア・モカ・イリガチェフG2(深煎り)
●ホンジュラスHG(深煎り)

本当なら、もう2種類ほど焼けばあす以降がスムースなのですが、切羽詰まらないと動かないのがいつもの私の悪い癖です。
けさはやや肌寒さを覚えました。ゆうべから気温が下がっていました。午前3時、5時に目が覚め、また寝て、7時半に起床。寝る直前、久しぶりにウイスキーをショットグラスで1杯飲んだためちょっとばかり調子が狂い、眠りが浅くなったようです。5時には外が白々と明け始めており、いっそ起きて、あれこれやれずにいる仕事でもやるか、と思ったものの、それにしても5時は早すぎるなあとトイレからまた布団に戻ったらすぐに寝入ってしまいました。三度寝で頭がぼんやりしています。
夢もみました。
そのひとつは、以前飼っていた雑種犬「ペル」の夢でした。まだ若く元気だったころの姿で出てきました。夢から覚めても五感はしっかり残っているものです。ペルの犬臭さを嗅ぎました。鼻が曲がりそうでした。毛玉ができていたのでブラシをかけてやりました。ヘェー・ヘェーと舌を出し息を荒くしながらもペルはじっと立っていました。ただそれだけの夢でしたが、懐かしくも覚めてさびしい夢でした。
もうひとつは、自分が死んでいく夢でした。幽体離脱のように宙に浮かんで眺めるような客観的な夢ではなく、まさに主観、「私」の死でした。人の話しかける声は聞こえてもそれに応えることができなくなって、そのうちすーっと意識が遠のきつつなぜか時間のない世界へ行こうとしていることを知るというSFもどきの夢でした。果たしてそれが「死」の意識なのか、ただの妄想なのか、やがてくる本番で確かめるしかありません。
別に長生きしたいとか、死から逃れたいとも思っていませんが、こうして夢にみるようになったということは40代まで考えもしなかった「老い」「死」をはっきり意識し始めたのでしょう。

きょうから鹿児島国際大学では新年度の授業が始まりました。当店の支店「図書館ガヤカフェ」「森のガヤカフェ」もきょうから通常営業となります。新入生の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

予報では晴れのち曇りとなっています。

追記】=午後8時6分
穏やかな日、と前述しましたが、晴天ながら風の強い一日でした。ベランダに置いている鉢物が強風で倒れそうだったので部屋に入れました。

昼過ぎ、鉄道ファンのAくん一家が来店してくれました。
「そういえば」と、木曜に鹿児島中央駅へ出た際、同駅の車両センターに豪華な客室で注目のJRクルーズトレイン「ななつ星」が停まっていたことを思い出し、Aくんに言うと、「ええ~! 『ななつ星』を見たの? いいなあ~。いいなあ~。どんな感じで停まっていたの?」と目を輝かせてくれました。あまりの反応に私の方が驚いたほど。
「見た、と言っても、ほかの列車の間にちらっと『ななつ星』のマークが見えたぐらいだからね。でも、あれは確かに『ななつ星』のマークだったよ」
Aくんとそのマークについて確認をし合いました。
聞くところ、「ななつ星」は3泊4日コースで鹿児島中央駅へ隔週ぐらいに立ち寄るようです。木曜の夕食では鹿児島市磯の旧島津家別邸・仙厳園で大名料理を食べ、午後10時ごろに同駅を再び出発するとか。これも聞くところですが、設定部屋数に対する申し込み数は9倍で、ことし8月~11月の期間ではなんと37倍の人気ぶり。驚くべきはその料金。3泊4日コースが確か1人50万円を超えたと記憶します。聞くところでは70万円という設定もあるとか。お金はあるところにはあるのですね。
夜行列車ファンを自称した私ですが、社会人になったころまでの昔の話。当時は夜行の急行を乗り継いで旅をしていました。利用するのも寝台列車ではなく、通常の座席に座ったまま寝ていたので、中年になってからそんな無理はしていません。いつか、そのうち日本海を回る寝台列車に乗って1人旅をしたい、と思っています。ただ、昨今は全面禁煙の風潮です。パイプ好きの私としては、喫煙車両を設定してもらいたいもの。なにが禁煙だよ、たばこを吸うぐらいでがんなんかになるか、仮にがんになったとしても喫煙由来かどうか医学的に証明できますかっていうの。臭い? じゃあ車の排気ガスはいい香りですか?
ボヤきついでに書くと、健康おたくこそが一種の病気だろう、と最近のテレビCMの異常なほどの健康食品ブームに不気味さを覚えます。大手洋酒メーカーなどが健康食品業界に乗り出したのはいいとして、どう見てもあのテレビCMは効能・効果をうたっているでしょう。健康食品なのに、それは薬事法違反ですよ。厚労省はなにをやっているんでしょう。喫煙者には厳しくても大手企業にあまい!
話がそれました。

元同僚Sさん(くんじゃなく)が友人と来店。ありがとうございます。コーヒーをおいしく点てるポイントなどいくつか披露。

静かな夜です。

追記】=午後8時40分
右の人差し指の先がチクッと痛むなあと思い、じーっと見ると3mmほどの傷ができています。切り傷です。右利きゆえ、カッターナイフも包丁も右手に持ちます。思い当たるのが、おととい夜の刀の手入れです。
眺めるたび、あるいは居合の稽古の後に手入れは欠かせません。また湿度の高い季節には隔週ぐらいで様子をみます。おとといは居合用の刀を手入れしました。夜も更け、面倒でもあったので柄はそのままにし、刀身に打ち粉を打ってぬぐい、丁子油を付けたネル布でふきました。
柄は左手で持ちます。刀身をぬぐうのは右手。刃を外に向け、ティッシュペーパーあるいはネル布を刀身に当て棟側から右手の親指と人差し指で刀身を包むようにして刀身の下(しも)から上(かみ)へと静かにぬぐいます。
ちなみに映画や時代劇で出てくる粉を打つシーン。あれが打ち粉ですが、錆止めではありません。刀身の汚れや前に引いた丁子油を取り除く作業です。
さて、おとといの夜は、うっかり人差し指の先っぽが刃に触れたのかもしれません。そのときには気付きませんでした。わずかな傷だったせいでしょう、出血はおろか痛みすら感じませんでした。
2日経って、傷が開いてきたようで、さきほど洗いものをしていて洗剤がしみました。
以前、居合の稽古(自主トレ)をしていて納刀のとき、ちょっと手を滑らせ鞘の鯉口に当てていた左の人差し指の付け根を切ってしまいました。1cmほどの傷でしたが、刀によるそれは厚みのせいか深く入ります。2日ほど血が止まりませんでした。
それに比べると今回はごくごくわずか。しかし、気付かないうちに、という間抜けぶりはいけません。気を抜いていたのでしょう。気が緩んだときにケガもミスもするものです。

おっ、いま雨音がしてきました。

追記】=午後8時55分
鹿児島市坂之上は土砂降りです。
by gayacoffee | 2014-04-05 12:30 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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