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川辺・清水へわき水を汲みへ。初秋の岩屋公園にも立ち寄る

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▲「名水100選」に入っている清水の湧水。「水元神社」の横にある

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▲上記の湧水地とは別に、「清水磨崖仏」近くの橋のたもと、岩の間からわく水。口紅を塗った神様が笑顔で見守る

昼の休憩時に、薩摩半島の真ん中あたりにある川辺(南九州市)まで出掛け、清水のわき水を汲んできました。おいしい水でコーヒーを点てたいと思ったのです。
1日6000tの水がシラス台地の崖の下からわくそうで、生活用水、農業用水としても利用されています。また、国土庁の「水の郷100選」にも選ばれているそうです。
清水の湧水は、その名も「水元神社」横を水源とするところのほか、史跡・清水磨崖仏群に近い橋のたもと、岩の間からわく場所、岩屋公園の奥など何カ所かあるようですが、「水元神社」横の湧水地が、駐車場もあって水を汲みやすいでしょう。

岩屋公園にも寄ってきました。川辺は盆地にあり、秋が早いのか、赤く色づいたモミジもありました。
清水磨崖仏群は、岩肌に梵字や仏様などが刻まれている史跡で、古いものは平安期。多くが鎌倉期で、新しいものは明治期に彫られたとのこと。周囲には寺院跡、五輪塔群などの史跡があります。
川辺は信仰の篤い土地柄でしょう、現代でも仏壇の生産地として知られます。

▼史跡「清水磨崖仏」。万之瀬川沿いの高い崖に刻まれている。一部で岩の崩落の危険性があるとのことで、遊歩道は途中で通行止め
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▼磨崖仏群の横に、銀閣のような建物が建っている。「岩屋公園」で、万之瀬川がU字の曲がった洲に当たる場所に日本庭園、ステージ、キャンプ場、流水プールなどが整備され、夏場はにぎわう。銀閣風の建物にはかき氷カフェがある
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▼「岩屋公園」内にある木橋。なぜ? と思いたくなるほど立派な造り。銀閣風の建物もなぜここに? と思う。公園整備にがばっと補助金がついた時代の申し子だろうか
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▼豊富な湧水量。「岩屋公園」横の疏水。農業用水として利用されている
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▼秋が早いのか色づいたモミジ
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▼磨崖仏群を一望できる場所にある音声ガイド。100円硬貨を入れると音声で史跡を解説してくれるらしい。100円の価値とは、と考えてしまった。どんな人が利用するのだろう
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by gayacoffee | 2014-10-02 20:20 | 鹿児島のご案内 | Comments(0)

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