青空が広がってきたものの寒々とした土曜。3種類を焙煎
2014年 12月 20日
静かな土曜です。
ゆうべからの雨も上がり、鹿児島市上空に青空が広がってきました(上写真=当店前の市道から鹿児島市中心部方向、北の方角を撮影。左写真=午前11時ごろ)。底冷えします。靴下を履いています。雪駄履きに靴下はちょっと変ですが、この冬は寒さがこたえます。ここ何年も素足で年を越していました。この冬は12月から靴下を履く日が多くなっています。
普通の靴下は指が分かれていないため、雪駄向けの親指だけ分かれた靴下を買おうと思います。居合の先輩Iさんがそんな靴下を、先日の祝いの会で履いておられました。聞くとユニクロで売っていたそう。きのう鹿児島中央駅へ出たついでに買えば良かったのに、うっかりしていました。
開店前に3種類を焙煎。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●ブルンジ・カルシ・ブルボン=期間限定豆(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(中深煎り)
きょうは20日。12月も下旬に入りました。
【追記】=午後1時5分
すっきりとは晴れず、照ったり曇ったり。日が陰るとグッと寒さを感じます。
12月登場の期間限定豆「ブルンジ・カルシ・ブルボン」のブルボンとは何か、とお客様から尋ねられます。
コーヒー豆の品種名です。
コーヒー豆は大きく2つの流れ(原種)があり、ひとつが「アラビカ種」、もうひとつが「ロブスタ種」です。もうひとつ「リベリカ種」がありますが、ほとんど市場に出ません。
自家焙煎コーヒー店で一般的に売っている、味・香りの良い豆がアラビカ種系です。「ブラジル」「コロンビア」「エチオピア」など多くの品種のルーツは、エチオピア・アビシニア高原を原産といわれるアラビカ種です。
そのアラビカ種は大きく2つ、「ティピカ種」と「ブルボン種」があります。原種に近いのがティピカ種で、ブルボン種はティピカ種の突然変異で生まれたとされます。香り高く甘味や濃厚なコクがあり高品質の品種です。ティピカ種同様に霜害や病虫害に弱く、天候など栽培条件で収量が変動しやすいとされます。
ちなみに、ロブスタ種はアフリカのコンゴ原産の品種で、低地でも栽培でき病害虫にも強く成長が早く生産性に優れていることから、コーヒー生産国ではロブスタ種とアラビカ種を交配させた“ハイブリッド品種”を開発、生産量の安定化を進めているところがあります。ロブスタ種は一方で、独特の苦味と香り(臭い?)があり、少量でも強烈な個性を発揮します。ブレンドで、20%以上ロブスタを混ぜると全体がロブスタ味・香りになると言われますし、当店で試したところ確かにそうでした。インスタントコーヒーやアイスコーヒー用の増量用の品種と言えますが、ベトナムコーヒーなど独特のコーヒー文化も生んでいます。また、ブレンドの隠し味としてかなり有効です。
老舗コーヒー店から「最近の豆はおいしくなくなった」との声が出るのは、生産性を優先するあまり、ハイブリッド化でアラビカ種にロブスタ種が混じったからだとの指摘がある、と専門誌に書いてありました。
いきなり話題が逸れますが、足の臭いが強い人には5本指タイプの靴下が消臭効果抜群だそうです。指の皮膚が隣の指の皮膚と接触すると臭いが出るのだそうです。若い女性がネット上で説明していました。でも、女性が足指の臭いを嗅ぐ姿は見苦しそう。
私は足の裏に汗をかきやすいため、指が5つに分かれた靴下を勧められ一時使っていましたが、薬指が中指のポケットに入ったりややこしくて、普通の靴下に戻りました。いまなら汗を吸い取りやすいタイプとかいろいろ技術進歩であるでしょうが、サラリーマンをしていた8年前までは自分に合う靴下を探せませんでした。
親指だけ分かれたタイプなら履きやすそうです。足袋のようで雪駄・下駄・草履に合うでしょう。
話が変わりますが、スーパーの靴コーナーやチェーン系靴屋で雪駄を探しますがほぼ置いてありません。あってもメード・イン・チャイナ。裏が合成ゴム。結局通販で探しています。