期間限定豆「パプアニューギニア・パラダイスバードG1」
2015年 09月 04日
あす、期間限定コーヒー豆として「パプアニューギニア・フイニステラ・パラダイスバードG1」が登場します(上写真=焙煎した豆。美しく粒がそろっている)。長い名前でなかなか覚えづらいですね。お客様の反応をみつつですが、半年ぐらいは販売する予定です。
先月に生豆を仕入れ、何度か試し焼きをして、このあたりかなという煎り止めのタイミングにとりあえずいたったと判断、販売することにしました。
「パラダイスバード」、和訳すると「極楽鳥」です。鮮やかな原色の羽毛の鳥です。
このコーヒーの味・香りが、まさにその名の通りでした。華やかなフルーツの香り高く、口に含んでもまるで踊り出しそうな“原色”の味。華やかさばかりでなく、残り香が鼻に抜ける余韻を楽しめます。
当店では、生豆を水洗いした上で焙煎(右写真=水洗い中)。甘味のいちばんひきたつ、フルシティーとフレンチの境目ぐらいで煎り止めました。深煎りながら香りを重視しました。
100g当たり通常価格460円(ポイントカード会員100g当たり414円・税込)、と引き続きお求めやすい価格に設定しています。
生豆の豆面(づら)は、やや小振りで細長く、エチオピア産を思わせます(下写真=水洗い後の生豆)。そういえば、味・香りのフルーツっぽさに近いものを感じさせますね。グレード「1」、いちばん高い品質です。問屋さんの情報では、認定証は付いていませんが、有機栽培で育ったコーヒー豆とのことです。
とても華やかな味・香りです。一応の焼き止めのタイミングを決めたところですが、まだ試行錯誤は続くと思います。
パプアニューギニアは秘境のイメージがあって、熱帯密林ばかりのように思えますが、コーヒーの産地としても注目されているそうです。フイニステラというのは山の名前です。4000m級の山なので、赤道直下でも涼しい一帯だそうです。