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空気が重くなりやや蒸し蒸し。冷房を入れました。朝焙煎

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きのうから湿度が高くなっています。天気予報では鹿児島市はきょう曇りでした。雲は多かったものの、どちらかといえば晴れ。徐々に天気は崩れているようで、夕方には雲が広がってきました(右写真=午後4時ごろの南西の空)。地元民放・南日本放送(MBC)のホームページによるとあすは曇りのち雨の予報です。午前中には降り出す見通し。

あす、小学校のPTAバザーで、当店のコーヒー豆を販売してくださいます。その豆を含め、けさの焙煎はいつもより多めでした。わがことながら心配していた二度寝、朝寝坊もなんとか踏ん張りこらえて起床、予定より15分遅れながらもまあまあの朝のスタートでした。午前7時半から生豆の水洗いなど作業を開始、7種類を煎りました。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●パプアニューギニア・フイニステラ・パラダイスバードG1=期間限定豆(深煎り)
●ペルー・モンテアルトJASオーガニック=有機栽培豆=インカの香り(深煎り)
●コロンビア・スプレモ(深煎り)
●メキシコAL(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●エチオピア・モカ・イリガチェフG2(深煎り)

開店もぎりぎり間に合い、厳守できました。
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昼、高校時代の同級生Jくんが来店。久しぶりでした。
彼もパイプたばこをやります。互いに最近吸っているたばこの銘柄を交換したりします。Jくんからきょうもらったのが「フォレスト」(左写真)。日本たばこ産業がデンマークのたばこ会社・マクバレン社に製造を委託している銘柄のひとつとのこと。初めて知りました。
葉を嗅ぐとバージニア系のようでしたが、夕方、一服したところでは甘い香りがありました。わずかに着香しているのかもしれません。のみやすいたばこです。次に買うときに探してみたいと思います。
私がJくんにあげたのはサミュエル・ガーウィズ社「グラウスムーア」でした。以前買ったものが少し残っていました。
Jくんからはほかにも土産をもらいました。福岡の自家焙煎コーヒー店のコーヒー豆です。友人から送ってきたそうです。早速飲んでみました。中煎りでしょう、酸味の強いブレンドでした。

当店のコーヒーは深煎りが中心です。私の好みが、やや苦味を感じつつ鼻に甘味が抜けるような深煎りコーヒーだからです。

コーヒー豆は、焙煎を進めていくほど茶色から褐色、そして黒色へと変わります。シナモン色ぐらいで煎り止めたものが、“アメリカン”と呼ばれる浅煎り豆です。“アメリカン”をお湯(水)で割ったコーヒーと思っている人がいまだにいますが、かつての洋酒のキャッチコピーの影響でしょう。煎りの深いコーヒーを湯で薄めて、「アメリカン」と称しているチェーン系のコーヒー店もあるそうで、コーヒー屋としていかがか、と首を傾げます。
コーヒー豆は煎りが浅い(つまり色が薄い)と酸味がたっぷりあります。香りは高めなので、香り優先で酸味のあるコーヒーが好きな人は浅煎りから中煎りぐらいがいいでしょう。カフェインは浅煎りほど強く含まれるそうですから、朝のコーヒーは浅煎り、なんてダジャレではありませんが、お勧めです。逆に、夕方以降は深煎りがいいでしょう。
ローストでいうと「シティーロースト」あたりまで酸味が残りますし、香りも高めです。
煎り進んでいくと豆の表面が褐色に変わり、つやも出てきます。酸味が徐々に消え、苦味、コクが出てきます。このあたりでほとんどの豆種の酸味が消えます。もう少し煎りを進めると豆の表面にわずかに脂がにじんできます。当店のコーヒー豆の多くはこのあたりを煎り上げの目安としています。酸味が消え、苦味が出つつも、ひょいと甘味が出るタイミングです。ローストでいうと「フルシティー」から「フレンチ」です。
煎りをさらに進めると豆は真っ黒となり、苦味ばかりとなります。これが「イタリアンロースト」で、エスプレッソで使う豆です。エスプレッソマシンで中煎りあたりの豆を使うのは理にかないません。エスプレッソはその名の通り、沸騰温度の蒸気で一気に、特急でコーヒーを抽出する方式です。極深煎りの豆を使ってこそ、エスプレッソなのです。

夕方、鹿児島市北部にお住まいのYさん一家がご来店。ポイントカードがいっぱいになっていました。豆200gがサービスとなります。「コーヒー1杯無料券」もたくさんお持ちでしたので、3杯分を使っていただきました。
「豆もサービス、コーヒーも飲んだのに無料なんて、なんだか申し訳ないような…」とおっしゃいますが、いえいえ、それだけコーヒー豆を買ってくださっているということで、感謝、感謝です。なにより、わざわざ時間をかけて、ガソリンを使ってきてくださるわけです。ありがたいことです。

ブログのアップが夜になりました。蒸し蒸しするので冷房を入れています。
鹿児島市のきょうの最高気温は26℃(アメダス)。

追記】=午後7時57分
パイプたばこ「フォレスト」をネットで検索してみました。
やはり、マクバレン社製造、JTアイメックス販売でした。正式名は「フォレスト・ウィスキー」。なんとウイスキー・フレーバーとのこと。ん~、分かりませんでした。ブレンドはバージニア、バーレー、オリエンタル、ブラックキャベンディッシュ。
by gayacoffee | 2015-11-07 19:33 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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