10月末日、「ハロウィーン」。夜7時~、新屋さんのジャズピアノ |

鹿児島市は曇り(右写真=午前11時すぎ。JR指宿枕崎線・坂之上駅方向)。この後、雨となるとのこと。ケーキを焼きに来てくれたスタッフYさんの情報です。
早いもので、というとお決まりの文句ですが、10月末日となりました。いやいや本当に早い。ことしもあと2カ月です。つい先日まで残暑で体が半分解けそうになってだらけていました。
そしてきょうは「ハロウィーン」。10年ほど前でしたか、東京あたりでぽちぽちと仮装パーティーなどが流行ってきたと聞いたころ、「こんなヨーロッパ起源の感謝祭が日本で広がるか?」と首をひねっていました。ところが、年々、鹿児島でもハロウィーン、ハロウィーンと耳にするようになり、デパート、ファッションビルにもカボチャのお化けのデコレーションが飾られるようになり、100円ショップにも特設コーナーが設けられました。3、4年前、鹿児島国際大学内にある当店支店でハロウィーン関連のスイーツを出したところ好評。新しもの好きの妻らはポンポンとそんな時代の波に乗っていきます。
本店(当店)でも、昨年からささやかにハロウィーンの飾り付けをするようになりました。ま、クリスマスと同じです。なにかイベントを起こし、乗じて売り上げを伸ばそうという商人、イベント屋のもくろみが、こうもうまくいくとは。お祭り好きなんでしょうか、日本人は。

きのうのブログに書いた、奥のスペースの出窓に置いた棚を写真で紹介します(左)。逆光気味で分かりにくいかもしれません。イメージは、もっとナチュラル系でした。ホームセンターにイメージ通りの棚が生憎なく、イメージに近いものを買って据えました。まあ、まあといった具合で、自分の中での妥協点です。
飾り棚ではありません。本棚として、または日除けとして機能するはず。秋から冬にかけて、太陽が低くなると南から長く日が差し込んできます。暖かで良さそうなものですが、少なくない女性客は日焼けを気にされるのか、また鹿児島の日差しは冬場でも強いせいか、日の差さない席を選ばれます。日当たりの良さが裏目に出ます。かといって、暗い店のイメージだと女性客がおひとりで来づらくなるでしょう。
本が紫外線で傷むだろうと、これだけが気がかり。貴重な私蔵本(といっても私の趣味で、貴重な書物ではない)は置きません。
左写真にある通り、床置きの棚もあります。以前、ピアノの上に並べていた郷土本、漫画本などを、床を張り替えたタイミングで移動しました。床置きの棚で前、展示していた坂之上で採取した土器(古墳期の成川式または須恵器)や、同じく坂之上の製鉄跡(江戸期まで)で拾った鉄さい(製鉄の際に出る不純物金属。カナクソとも呼ぶ)は自室へ片付けました。坂之上のことをなんでも情報発信したい私は、これらを再度、別な形で展示しようと思っています。検討中です。
開店前のコーヒー焙煎は4種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●マンデリンG1=ライト・マンデリン(中深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)
●ベトナム・アラビカG1エバーグリーン=期間限定豆(深煎り)
けさも二度寝、三度寝、寝坊。言い訳をすると、ゆうべから寝袋で寝ています。寝ている間、私はかなり動くようで、寝袋だと動きにくく、その度に眠りが浅くなるようです。
こんや午後7時から、坂之上在住のピアニスト新屋満規さんのジャズピアノ演奏があります。
【追記】=午後4時33分
空の雲が厚くなってきました。黒々とした雲と灰色の雲のまだらです。鹿児島市は雨の予報(地元民放・南日本放送のホームページから)です。花壇や鉢植えへの水やりの作業が省けるので、ほどほどに降ってほしいところ。できれば夜中がいいですが、これは私の勝手です。
さて、きょうは2件目のお知らせ、ご紹介です。くどく説明すると、1件目は棚の写真でした。

コーヒー豆を粉に挽くミルを当店ではカリタ製「ハイカット」を使っています。多くのコーヒー店で使われている、業務用ミルのロングセラー商品だそうです。粉砕式(プロペラ式)、臼式と粉にする方法はいろいろありますが、このクラスとなるとカット式です。粉が一定の粒の細かさにそろい、粉のサイズも細挽きから荒挽きまで10段階のダイヤルで変更でき、コーヒーを点てる器具に合った粉に簡単に調節できます。タフで故障がありません。また挽くスピードも速いので、コーヒー豆を粉で買っていかれるお客様をできるだけお待たせせずにいられる点で、私も使っていてとても安心していられます。
さて、カリタの商品カタログを先日開いていたところ、この「ハイカットミル」に1杯取りのアダプター(右写真)があるのを知りました。モーターで回転する刃でカットされた粉を受ける部分は、金属のタンクで受けます。右下写真が通常販売のスタイルです。

アダプターはタンクを取り付けるフックに、透明の筒型のプラスチック器具を差し込むというもの。ちょっとコツをつかめば、粉が飛び散らないようにしてペーパーフィルターに直接、粉を取ることもできますし、コーヒー豆袋の口をアダプターに差し手で支えておけば、ミルから直接、コーヒー粉を袋に入れることもできます。
価格も1000円ほどと安価。試しに、と早速、問屋さんを通じて仕入れてみました。
使ってみてびっくり。想定していた粉の飛散も、筒口とフィルターの間など工夫すれば、ほぼ発生しません。これまでタンクにためた粉をフィルターや袋に移していたひと手間が不要となった労力のカットは想像以上です。どうしてこんな便利なものに早く気付かなかったか!
ただ、タンクが必要なくなったかというとそうでもありません。コーヒー豆を粉にしていく袋も用意する場合、挽く作業と次の豆の計量作業を併行して進めます。となると、挽く粉はタンクにためて、計量のために手を空ける必要があるわけです。
場面、場面で使い分けるようにしています。
【追記】=午後8時2分

ピアニスト新屋満規さん(左写真)のジャズピアノ演奏も、第1部を終え、現在、10分間ほどの小休止中。間もなく第2部へ移ります。
こんやもスタンダードナンバーをリズミカルに、あるいはしっとりと弾いてくださっています。「枯葉」がやっと似合う涼しさとなってきました。
生憎、さきほどから鹿児島市は雨となっています。天気予報通り。あすの鹿児島市は晴れの予報です(MBCホームページから)。今後1週間は晴れの日が続く見込み、とのこと。
ネットを見ていると、ゴロ合わせからきょうは「天才の日」とか。私には関係ない日。でも、これが「天災の日」だと、気を引き締めたい日です。