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午後から雲が広がった土曜。己の“ガラパゴス”度に愕然!

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雲が広がってきた鹿児島市です(上写真=午後4時55分ごろ)。当店前の市道から南から南東にかけて少し青空が残っていますが、ほかはすっかり灰色。お昼前には、やや雨脚の強いにわか雨が降りました。北西の風で、自室の窓を全開にしていたため急いで閉めました。

ぽつりぽつりと店内飲食、コーヒー豆ご購入のお客様がご来店くださる土曜です。大きな、お客様の“山”というか、“波”はなく、ぼちぼちといった感じ。8月も下旬になって、ややコーヒー豆ご購入のお客様がいらっしゃるようになった気もしますが。
開店前のコーヒー焙煎は3種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●マンデリンG1(深煎り)
●グアテマラSHB(深煎り)

ここで、とりあえず一旦ブログをアップします。

追記】=午後7時55分
いや~、驚きました。iPhoneだと「iOS」、Androidだと「OK google」ですか? スマートフォンに搭載されている音声認識システムのことです。店内で流れていたピアノジャズの曲名をお客様に問われ、私は「有線放送なので…。有線放送の会社に尋ねると教えてくれるかと…」とそこまで答えたところで、姪っ子が「スマホで分かるかも」と言うなり、スマホに向って「この曲の名前は?」と声を掛け、スピーカーに向けると、スマホが「曲を聴きとれました」と答え、画面にアルバム画像を表示するではありませんか。姪っ子が曲名をお客様に伝え、お客様は「ありがとうございました」と。
なんということでしょう。それ自体にもかなり驚きましたが、さらにびっくりしたのが、お客様と姪っ子の難なくというか、ごく自然に交わす会話の風景でした。これがいまや当たり前か、と。なんでもスマホが答えてくれるのか、と。それをごくごく当たり前に使えるのか、この人たちはと。私は驚愕、いや愕然としましたね。まいった。
そのお客様も同様のことをスピーカーに向けてされたようですが、お客様のスマホでは認識しきれなかったとのこと。
「すごい機能だね。よく使ってるの?」
姪っ子「たまにね。でも、3、4年前から(音声認識システムは)あるよ」
音声認識システムは、人工知能のロボットなどが発売され、人といろいろな会話をするという程度の知識は私にもありました。が、流れている音楽の情報をこうも簡単に調べられるとは。いや、考えてみると、情報処理能力とデータ量がそろえば、会話も曲名検索も同じです。頭では理解できます。でも、それでも、スマホを使っている人たちはこれがすでに当たり前という世界で暮らしているんですね。
いやいや、再び言いますが、まいった。アッパーパンチを食らった感じです。ノック・アウトですね。
「じゃあ、画像認識機能はないの?」
姪っ子「それはまだないかな? ん? いや、なんかあるようなことを聞いたかも」
「人の顔を撮影してさ、『この人、誰?』ってスマホに尋ねたら名前とか、住所とか情報を教えてくれたりして」
姪っ子「それって、怖くない?」
確かに怖いですね。

ああ、それにしても、こんな世代と同じ時代を生きているかと思うと、いやはや。流行に敏感かつ柔軟な人は、年配の方でもついていかれるでしょうが、ガラケーすら持たない私。こりゃあ、この先は真っ暗かもなあとか頭によぎったのです。己の“ガラパゴス”度の高さを改めて思い知らされました。決して、選んで時代遅れの男でありたい(♪)わけではないからです。
でも考えてみると、いま90歳ぐらいの方々は、大正の終わりから昭和の初めごろの生まれであり、例えば鹿児島だと、ガスはおろか、電気もろくになく、上下水道、自動車などごく一部の町の人、分限者どんしか使えなかった時代でしょう。太平洋戦争という苦難を乗り越え、高度経済成長、オイルショックなど経て、世の中がめまぐるしく変わる中を見事に生きてこられたわけで、中にはパソコンやスマホを自在に使いこなす姿もあって、頭が下がります。
Commented by まくらざっつ at 2017-08-26 23:14 x
もっと視点を変えましょうよ。所詮はトモダチぶいて近寄ってきて一人あたり30億円の補償訴えるやつらですよ。こちらも相手の弱みを突くのが常套手段ですよ。
だいたい検索内容なんか曲名とかどうでもいいような内容が多いとおもいますが、グーグルに年数兆件以上検索されているようです。数年前まではサーバー消費電力が1件の検索で100円ぐらいの電気代と言われてました。今はしりません。どうでもいいことに電気使ってCO2を排出するとんでもない企業ですよ。
地球温暖化なり地球環境に悪影響ですよ。
何にも関係ない太平洋上の島が海面上昇で沈みだしているんですよ。知らず知らずのうちに地球温暖化の片棒をかついでいることを教えることが大切ではないでしょうか?
アッパーを食らう、は?ですよ。曲名しるために電気つかってCO2排出してるのをわかってるのかーと一喝してこめかみにこぶしをあてぐりぐりしてください。
Commented by gayacoffee at 2017-08-26 23:51
まくらざっさん、ありがとうございます。
おお、ちょっと気分が上昇してきました。
確かに、トモダチ作戦を売り込んできながら補償請求なんて、やくざまがいですね。そんな国の回線を使った虚業に惑わされるところでした。危ない、危ない。
でもね、世の中がこんなに変わっているのかという衝撃は大きいです。馬どころか、徒歩で移動していた人が、ここ数十年で車に乗り、時速250km以上の高速鉄道を当たり前に使う時代への変化に対応できる柔軟性があるんです。電気消費の問題の是非は横に置いて、ええっ、こんなこともスマホか? という驚きは、サルが棍棒を手にしたモノリスショック並みですよ。
ま、人類がどっちへ向っているのか、ふと思うと恐ろしくなります。でも大抵の人は、見て見ぬふりして熱中症になるよりはとクーラーを入れる。医療費とのバランスでいくと、プラマイゼロかもしれませんけどね、これは。
どうしようもないことに金をかけるのがまた人間かもしれません。たばこもそうです。私が一喝されグリグリされる嫌煙時代ですからね。
行きづらい時代ですなあ、まったく。それを言うならFさんに叱られそうですけど。
Commented by 前立腺隊じっちゃマン at 2017-08-29 17:17 x
食中りと多忙とで、体重55Kgを割りました。当方身長173Cm、太れるアプリ、探してます・・・

物心ついた頃、世の中の電気製品は電燈とラジオだけでした。それでも、ドイツのエニグマとか日本海軍のパープルの基本原理が、ソロバンや商店のレジスターと同じだよ、と教えられていたので、それにメモリーを付加したものが電子計算機、というところまで理解しています。
古くには、ワラを折り、結び、編んで商業計算をする藁算という手段があったとか。文盲の船乗りが高度な計算をする痛快は、子供がソフトを使いこなす愉快と通底するかもしれません。遊戯はともかく、武器となるソフトが増えたことも事実でしょう。所詮、必要ならば、ということ。

ある双発機のお話。初期型は片発が停止すると、最小装備を残して真っ暗となり、次期型は余剰装備だけ機能壊失し、新型は何も変化しないのだとか。これは設計能力が向上したのではなく、それぞれの部品固有の抗担性が向上し、信頼性の高い部品の供給によって、乗員に負担の少ない設計が可能になった社会的な進捗、ということのようです。いつの時代だろうと必要に迫られたら、人間は知恵を搾り出すのでしょう。もっとも先を急ぎすぎると、充電池から煙を吹いたり、失敗も伴うようです。

さて、誘導弾を初期追尾したら、予想到達高度、予想着弾点は、気の利いた中学生なら計算します。今日29日、情報を以って世を安心させるべき政府・マスコミや解説者が、朝からキャーキャー言っていて、ムカついています。不信と反感を煽るような誘導は、日本人にも朝鮮人にも、益はありません。政治分析も技術分析も、冷静であるべきです。内政・外交の拙劣を、紛争に繋げる誘導など、あってはなりません。

Commented by gayacoffee at 2017-08-30 01:38
前立腺隊じっちゃマンさん、ありがとうございます。
夏場は体調が乱れやすくなります。食あたりとか。健康の回復をお祈りします。

和算という言葉を聞きます。ちらっと検索したところ、かなり奥深いようです。電卓、パソコンのない時代なりの知恵があったことに驚きます。

北の暴挙には相変わらず憤りますが、ここで騒ぐと思う壺。とはいえ、そのままでは示しがつきませんね。パチンコ業界などからお金が流れているとも噂されます。経済制裁は必要でしょう。
どうも日本は、“国際社会”とやらへのアピールがへたな気がします。中韓の反日運動しかり。あれなどまったく内政のための煽り、ガス抜きです。それを世界的世論みたいなかたちに見せていく技術。ロビー活動というんでしょうか。日本的な根回しとは異なる駆け引きテクニックが要るのでしょうが、世界大戦の最後の敗者ゆえの言われっぱなしですね。
中国(そんな「国」はごく近代の成立ですが)の侵略など、ヨーロッパに及びますからね。略奪、殺害など大変なものであったとか。その末裔らがぬけぬけとよく言うものです。
Commented by 前立腺隊じっちゃマン at 2017-08-30 07:56 x
私自身の支那・朝鮮に対する歴史的憧憬、現今の嫌悪感はアンビバレントですが、職場の在日が、母国はトンデモない国なんです、とボヤくくらい、すべてが粗末なのでしょう。日本とて、リーダーの資質をはじめとして、老獪な高度判断を必要とする国際交流なども、粗末と言わざるを得ません。

今朝の天声人語に「歴史の面白さ」という文言がありました。関が原町が世界三大戦場に名乗りをあげたとかで。英雄譚として語るなら、そりゃ面白いでしょう。たとえば千年後、広島・長崎を原爆でツブしてやったぜ、たった6人の英雄がツインタワーの三千人を屠ったんだぜ、と語れば、ワクワクする楽しい物語になるに違いありません。そこんとこの無神経が、年とともに腹に据えかねています。壬申の乱だろうがオスマントルコ消滅後の中東だろうが、民衆が泣く痛みを知らねばならない、と思っています。

短波・超短波・極超短波ともに、緊急周波数が定められていて、常用周波数とともに聴取されています。ある海域上空で聞こえた交話。某国海軍船舶が某国対潜哨戒機に、付いてくんな、と言い、通常のパトロールだから気にすんな、と返していました。私たちの世論も、この現場の緊張度に直結しているのかもしれないと思うと、ちょっとシビレました。

新婚のころ、冥土の土産にパチンコしたい、と家内が言うので、グラスセットとチョコレートを取ってきたことがあります。爾来、北鮮に資金供与したことが無いつもりですが、案外気づかずに漏れているのでしょうね。政界・財界・暴力団に在日が浸透し、芸能界に創価学会が浸透しているのも不快です。あ、素朴な原始信仰以外がキライなのは私の思想なので、差別と思わないでくださいネ。友人の神職や僧侶に、人でなしな言い方以外に、もっと表現方法があるだろ、と言われます。そんなもの、ありません。
Commented by gayacoffee at 2017-09-01 16:32
前立腺隊じっちゃマンさん、ありがとうございます。
特に、古代中国史に憧れる人が多いですよね。「史記」「三国志」「水滸伝」などの英雄伝の影響でしょうか。孔子、孟子、老子、孫子といった思想家らのファンも多いようですが、現代中国を嫌う人もまた多いように感じます。
古代中国は一種の理想像、幻想かもしれませんね。こうありたい、こうあるべきだという主張が論語から聞こえるように思うのは私だけでしょうか(読み込んでいるわけではありませんが)。
チャップリンが映画の中で語るように「一人を殺せば殺人者だが、百万人を殺せば英雄だ。殺人は数によって神聖化させられる」のか。ポルポトは悪名高き人物のとしての評価のままです。ヒットラーを英雄として称えるのは少数の反動主義者でしょう。一方、英雄とされるルーズベルト、トルーマンあたりは評価が変わってきているかもしれません。
いずれにせよ、「英雄」とやらのもとで多くの人々が犠牲となり血と涙があふれていることは確かでしょう。
原始信仰以外がキライ、とのこと。同感です。
by gayacoffee | 2017-08-26 17:08 | 焙煎人日記 | Comments(6)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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