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新たに倉庫兼焙煎室を設けました。けさ同所で初煎り~!

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穏やかな国民の祝日「勤労感謝の日」。鹿児島市は日中よく晴れ、行楽帰りのお客様も寄ってくださいました。ありがとうございます。日が暮れるとぐっと冷えてきます。県内あちこちで紅葉がそろそろ見ごろとのこと。一昨日、慈眼寺公園横を車で通ったら、モミジが赤く色づいていました。

当店の隣りを改装し倉庫兼焙煎室を新たに設けました(上写真)。きのう定休日に、小雨の中を棟梁や水道工事の皆さんの手を借りて重い重い焙煎機を店内から移し、ガス工事や水道工事も無事終了。小ぶりながらシンクを置いたのでこの部屋で生豆を洗えます。開店前にここでの初めての焙煎作業を行いました。こけら落とし気分です。観客なし、ですけど。
レイアウトが変わったせいで、動線がつかめずあたふたしました。作業台もまだ準備できていませんし、収納すべき物品も運び入れ途中で、雑然としています。合間を見てそれらを進めます。

残暑の厳しいころから3期に分けて進めてきた自宅改装の完了です。
倉庫兼焙煎室の場所には、狭い倉庫と自宅台所がありました。台所を移す工事に先立って、新しく台所を造る場所にあった洗濯物など干す場所をまず造ってもらいました。サンルームです。これが1期工事で、自宅台所移設が2期工事。最後に倉庫兼焙煎室となり、重たい焙煎機を据えるため床を取り外し土間にしました。想像以上に大掛かりなリフォームでした。多忙な棟梁が、新築住宅の工事の合間、それも騒音のする工事を水曜定休日に充ててくださり、店の営業の影響も最小限にとどめてくださいました。
こうした配慮が実にうれしく、美しい仕事ぶりと思え、仕事人はかくありたいと感じました。

焙煎機を移動した理由は3つ。
まず、開店前だけでコーヒー豆の焙煎が追いつかないことがあり、かといって、お客様がおられる店内で焙煎機を回すのは危険なため、隔離されたスペースが必要となったからでした。
そもそも、鹿児島国際大学内の支店「ガヤカフェ」と異なり、本店の方は私ひとりで営む規模で設計しました。開店前、または閉店後に焙煎ができる店内レイアウトにしたのです。
ありがたいことに、少しずつながらコーヒー豆の焙煎量が増えてきました。おまけに姪や娘が従業員として入ることになり、ことし3月に法人化。こうなると、もっと焙煎できる態勢を整える必要が出てきました。これが理由の2つ目です。
3つ目の理由は、私が朝が弱いせいです。目標とする時刻にどうしても起床できず、予定の焙煎作業をこなせないことがままあります。睡眠障害もあって、寝つきが悪く浅い眠りを精神安定剤や入眠剤でなんとかごまかしつつ暮らしています。気持ちよく朝を迎える日は年に1度あるか、ないか。努力はしていますが、朝寝坊の多いことに我ながらあきれます。
これはちょっと努力云々の問題ではないのではないか、と仕事の方を自分のリズムに合わせてもいいかなと思ったわけです。
開店前のコーヒー焙煎を基本としつつも、不足分を日中に煎ることができればいいかなと。そうすれば気分も軽くなります。きっと。ただ、課題はまだあり、生豆のハンドピックが追いつかないこともあるのです。これはまた別の解決策を考えることにします。
きょうの焙煎は4種類でした。
●ブラジルNo.2(深煎り)
●ベトナム・アラビカG1エバーグリーン=期間限定豆(深煎り)
●マンデリン・トバコG1(深煎り)
●ペルー・モンテアルトJASオーガニック=有機栽培豆=インカの香り(深煎り)

おとといまで焙煎機のあったスペースはコーヒー豆コーナーにする予定。豆ご購入のお客様が掛けて待てるイスをとりあえず1脚。コーヒー器具など置く棚などぼちぼちと整備したい
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自家焙煎コーヒー店をうたっていることもあり、客席から焙煎が見えるよう店内奥のスペースに窓を設けた
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Commented by 常連のNです at 2017-11-24 06:04 x
 改築工事が終わったんですね。焙煎室の開設、おめでとうございます。
相当な工事だったんですね。窓から焙煎室が見えるのは、いい工夫だと
思いました。書かれた通り、職人さんたちのご尽力あってこそなのかもし
れませんね。2月に伺った際、拝見させていただきます。
 
Commented by gayacoffee at 2017-11-24 13:30
常連のNさん、ありがとうございます。
多忙な棟梁、職人さんに無理をお願いしました。
当店を造ってくださった棟梁なので安心してお任せしました。定休日に合わせたり、開店時刻までの朝に大型トラックの出入りを済ませたりといった配慮がありがたかったです。
2月の来鹿時にぜひご覧ください。
by gayacoffee | 2017-11-23 19:55 | 焙煎人日記 | Comments(2)

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