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晴天の日曜。久々の寒い朝でした。焙煎、遅めのスタート

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自宅裏の梅が散り、その横でツバキが花を咲かせています(右写真)。きょうの鹿児島市は晴れ。朝は4・1℃(アメダス)まで冷えました。なんだか久しぶりの寒い朝? そんな気がする暖冬の鹿児島です。
晴れてはいますが、予想最高気温13℃とのこと。

きのう、このところ快眠で早起きできている、と記したばかりですが、ん~、なかなかうまいこといきませんね。けさは午前5時ごろに目覚め、二度寝したためか体が重く、午前7時半に目覚めたものの布団から抜け出せずに、うだうだしていてコーヒー焙煎のスタートが9時を回ってしまいました。きょうは5種類を煎る予定です。
生豆を水洗いする作業で、手がかじかみます。これも久々。

妻が以前使っていたタブレット端末を自宅のルータに接続できる範囲でネット用に使っています。主な利用はYou tubeとLINE。スタッフ間のコミュニケーションはLINEが便利ながら、相変わらずLINEのおしゃべり文章に違和感を覚えます。文章ではないですね、ただのおしゃべり、超口語体。
私は、以前、文章に関わる仕事をしていたこともあり、またメールでも、「〇〇様 お世話になっております」などとパソコンでも、ある程度きちんとした“文”にこだわりがあります。ブログも同様で、時々書き間違い、変換ミスはあっても、伝えるための文章に努めているつもり。
ところがLINEというやつは、「了解」ならまだしも、「り」などと返してくるではありませんか。ゴブレサア(ご無礼様)なこっじゃ、と腹が立つわけですね。「オケ」とか。しかもグループLINEでは誰に対して発した書き込みなのか不明のまま、次々と“”おしゃべりが進んでいき、不器用に長い文を書いているうちに、次の話題へと移っていく有様。キーボードに慣れた私にはとても面倒。ああ、やっかいな時代です。
私は、ついLINEでも長々と書いてしまうわけですね。娘には「長すぎる」「うざい」と言われます。

追記】=午後0時26分
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昼前から薄い雲が出てきました。それでも店内には柔らかな日が差して心地よいです。

先日ご来店のお客様から消費税について尋ねられました。10月からの増税は、店内飲食なら10%、テークアウトは8%との。「じゃあ、会計が大変ですね」と。コンビニなどのイートインはどうなるのかな? ともおっしゃいます。そのあたりはまだグレーゾーンのようですよ、と説明。
お客様「一歩店から出て、また入って食べたら8%?」
「そういった問題が出るでしょうね」
お客様「コンビニからイートインがなくなったら不便ですよね」
「そうでしょうね。第一、政府が経済を制約することに問題があります」
そこで、お客様が話を変え、「コンビニではワイファイどろぼーもいるらしいですよ」と。
なるほど名付け方が絶妙ですね。無料電波を使うため、コンビニに入らず、コンビニ周り、駐車場でスマホなど使う輩とか。まあ、なんとも情けないというか、頭がいいのか、どうなのか分からない世界の話です。

ゆうべ閉店後の掃除をしていて、ふと、頭に「ニッポニア・ニッポン」という単語が浮かびました。パソコンの電源も落とした後だったし、スコッチウイスキーのほろ酔いもあって、調べずそのまま休みましたが、テーブルにそのメモが残っており、さきほどパソコンで検索。「トキ」でしたね。そうだった、そうだったとひとりで合点。
それにしてもなぜ、日本の中の日本的な学名が付いたのか? しかも絶滅寸前という鳥です。
ウィキペデイアから勝手に一部引用すると下記の通り。
「かつては北海道・本州・伊豆諸島・佐渡島・隠岐諸島・四国・九州・琉球諸島といった日本各地のほか、ロシア極東(アムール川・ウスリー川流域)、朝鮮半島、台湾、中華人民共和国(北は吉林省、南は福建省、西は甘粛省まで)と東アジアの広い範囲にわたって生息しており、18世紀・19世紀前半まではごくありふれた鳥であった。日本では東北地方や日本海側に多く(後略)」
「中華人民共和国。ロシアでは絶滅したと考えられ、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、台湾では絶滅した」
「いずれの国でも乱獲や開発によって19世紀から20世紀にかけて激減し、朝鮮半島では1978年の板門店、ロシアでは1981年のウスリー川を最後に観察されておらず、日本では2003年に最後の日本産トキ『キン』が死亡したことにより、生き残っているのは中国産の子孫のみとなった」
「野生では中華人民共和国(陝西省など)に997羽(2010年12月現在)が生息しているほか、日本の佐渡島において2008年秋から2012年秋までに人工繁殖のトキ計107羽が放鳥されている。飼育下では中国に620羽(2010年12月現在)、日本に211羽(2013年8月現在)、韓国に13羽(2011年7月現在)がおり人工繁殖が進められている」
長い引用で恐縮。
このように、東アジアではごく一般的な鳥だったトキは、乱獲や自然破壊で絶滅に至り、人工繁殖で保護されている状態というわけです。
それにしてもなぜ「ニッポニア・ニッポン」の名か?
またもウィキから。
「学名『ニッポニア・ニッポン』"Nipponia nippon "の属名と種小名は共にローマ字表記の『日本』に由来するが、最初からそのように命名されたわけではない。シーボルトが1828年にオランダへ送った標本により、テミンクが1835年"Ibis nippon "と命名し、シュレーゲルも論文執筆の際にはそれを用いた。しかし1852年にライヒェンバッハが"Nipponia temmincki"と全く新しい学名を命名した。 学名の命名は先取権の原則により最初につけられた方が有効となるので、ライヒェンバッハの命名は種の名称としては無効だが、属の命名としては新属を提唱したと見なされうる(後略)」
シーボルトが出てくるとなると幕末のころの話ですね。当時は日本でもごく普通に見られる鳥だったのでしょう。
ちなみに、日本の国鳥は「キジ」です。鳴かずば撃たれまいの「キジ」。含蓄のある故事。
Commented by 常連のNです at 2019-02-17 11:55 x
私もLineは使っていません。マスターとほぼ同じ理由です。
FBのメッセージ機能は、時折使いますが、基本メールだと
思って使っています。自分で、時代から遅れているという
自覚はありますが、特段、必要ないことから、使う予定も
ありません。
Commented by gayacoffee at 2019-02-17 13:12
常連のNさん、ありがとうございます。
まあ、メールより手軽ではあり、それなりの便利さは認めますが、LINEは井戸端会議ですね。閉じられたごく親しいグループ内での連絡用にはいいとしても、正確さ・厳格さを求めるにはしっかりした文章力が必要です。その点で不愉快なツールです。やむをえず私は使い、その上、「うざい」と罵倒されるわけで、実に理不尽!
Commented by Ex-Tannyaman at 2019-02-17 18:43 x
> 一歩店から出て、また入って食べたら8%?

このような問答が処々で見られます。店から出たということは支払いを済ませたことを意味し、所有権は移転していますよね。購入者が再び入店して食べても、店側が2%分を払い戻す義務はないと考えています。要するに、新たな売買行為は発生しないことになる。
Commented by gayacoffee at 2019-02-18 13:31
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
そうなのですよ。一歩外に出るとテークアウト。戻ってきて食すると8%。でも面倒ですよね、お客様に「一旦外に出られます?」なんて尋ねるのも失礼な気がしますし。店内飲食か持ち帰りかの判別は、チクリが入らない限りお役人がチェックもできないでしょう。SNSで書き込まれる可能性はあるでしょうね。
いずれにせよ、正々堂々と納税はすべき。最終納税者からの預かりですからね。その上で国民主権があると考えます。政治、官僚、議会のだらしなさを指摘できるというものです。
もう1点。仕入れは10%かかり、持ち帰り品は8%ってなんか変じゃないかな、と思います。
Commented by Ex-Tannyaman at 2019-02-18 14:43 x
> 仕入れは10%かかり、持ち帰り品は8%ってなんか変じゃないかな、と

3種類の商いが発生したとして・・・

100 + 10 仕入れ(10%)
115 + 9.20 販売(8%)
預かり税は無く、0.80だけ税の還付。

100 + 10 仕入れ(10%)
125 + 10 販売(8%)
預かり税はゼロ。

100 + 10 仕入れ(10%)
150 + 12 販売(8%)
預かり税は2円。
Commented by gayacoffee at 2019-02-19 09:26
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
例題の1番目。預かり税はなく、0・8の税の還付?
10%仕入れの消費税を払い、お客様から8%の税込みでお金をいただくとなると、利幅が小さくなるってことではないのですか?
レジの買い替えをそろそろと思っています。
Commented by Ex-Tannyaman at 2019-02-19 12:39 x
仕入れに課せられた消費税が10円、販売に課せられた消費税が9円20銭であれば、
9.20 - 10.00 = - 0.80
この業者には80銭の権利(マイナス80銭を算入する権利)が与えられると予想しています。商いの総額は遙かに大きいものであり、マイナスの総額は目立たないほど小さいでしょうが、引き算の分はそれなりに算入されて当然のことでしょう。100円で仕入れて80円でしか販売できなかったケース、総額が赤字であったケースと同じ考え方だと思います。
輸出業者の場合、消費税10%における仕入れ額が1億円(消費税1千万円)であり、海外の顧客への販売額が1億2000万円であっても、顧客に対する消費税はかかりません。となると、この輸出業者は仕入れたときの消費税1千万円を自己負担するのではなく、税務署から1千万円が還付されるように申告します。つまり、0 - 1000 = - 1000 と処理されます。
Commented by gayacoffee at 2019-02-22 13:12
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
輸出入に関わる取り引きではまた消費税も複雑となりそうですね。当店はその面倒はないでしょうが、メニュー表をどうするか、さらにそのうち持ち帰り8%もなくなるでしょう。いっそ、すべて10%にして、その分、国会が政府予算の執行を厳しくチェックしてくれればいいのですけど、期待薄です。
Commented by Ex-Tannyaman at 2019-02-23 13:05 x
ちょっとだけ追記・・・預かり税を限りなく少なくすることが理想的な経営だそうです。それが可能なのは店内飲食時の消費税率であり、販売価格の設定を工夫すれば好ましい結果が予想されます。
Commented by gayacoffee at 2019-02-24 15:26
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
店内飲食時の販売価格の件、調べてみます。
by gayacoffee | 2019-02-17 11:04 | 焙煎人日記 | Comments(10)

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