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8月です。限りなく「猛暑日」に近い、暑さが続いています

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最低賃金の引き上げ答申を報じる地元紙・南日本新聞。鹿児島県は全国最低と

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8月が始まりました。
最高気温34℃を超える、限りなく「猛暑日」に近い暑さが続いています。
鹿児島市はきょうも午前中からカーッと太陽が照り付けています(右写真=午前9時20分、焙煎室ドアから何sネイ)。ゆうべ寝る前の午後11時半ごろ、ネットで気温(アメダス)をみると29℃を超えていました。相変わらず私は、エアコンのない自室で扇風機をかけて寝ています。眠れるからいいのでしょう。エアコンの効く部屋で寝るとどうも体調が崩れます。耐えられない、と感じたらエアコンのある部屋に避難して寝ることにします。

参院選を受け臨時国会が召集されました。
ネットのニュースをちらとみると、重度の障害がある「れいわ新選組」の木村英子参議院議員と舩後靖彦参議院議員が登院した、とのこと。かつて車いすで登院した八代英太議員の例もありますが、「れいわ」の議員は重度の障害を持つということで、国会の対応が注目されています。
また、現在、利用している介助サービスが就労中は認められず、費用が自己負担となるとの件も検討が続けられているとのこと。
両議員の存在は、極めて大きな意味があると思います。
国会とはなにか、改めて憲法の定めを読み返したいと思います。

南日本新聞の第1面は最低賃金の見直しについて厚生労働省の審議会が答申した内容。
全国平均の時給を27円引き上げ、901円とする目安を示した、とのこと。引き上げの目安額は、地域の経済情勢などに応じて4つのランクに分かれ、鹿児島は最も低い26円。改定された場合、最低賃金が全国で最も低い鹿児島は787円となり、最も高い東京とは226円の開きが出る、と報じます。

読んでいて、労働者側はそりゃあ時給が高いに越したことはないだろうと、かつてサラリーマンだった時代を思い出しつつも、現在、経営する立場となると、正直言って、26円の引き上げもかなりきついなあと感じます。ここ3年ほど大幅な引き上げが続いているだけに、地方の中小・零細事業所には経営に響くだろうとも想像します。
鹿児島で景気が良かったことがあるか、です。
そりゃあ、東京はいいでしょうよ。オリンピックだの、人口増だのと浮かれておれる。
地方、それも地方の地方では事業の継続で精一杯というところが少なくないのではないでしょうか。
背景には高齢少子化があります。人口減もあります。鹿児島市ですら人口減少へと移ったのですね。もちろん、努力して事業を伸ばしているところもありますし、創業し活躍している人もおられます。みんながそう、とは言いません。おおまかに鹿児島の産業が伸びているか? です。農業、漁業はどうでしょう。公共事業はどうでしょう。交通網が便利になり、かつてあった「鹿児島支店」も閉鎖され営業マンが福岡などから出張で来る時代でもあります。
一方で、大手チェーン店が流通から飲食など様々な業種で進出してきており、資本力にまかせて人気を誇ります。皆さん、イオンに買い物に行かれますね。
ビジネス・商売は競争ですから、資本の大小はお客様に関係ありません。それは仕方がない。
ただ構造として、全国の地方での売り上げが本社のある東京はじめ大都市へ直接吸い上げられるのが現実です。よって、地方でお金が2転3転と回らないのですね。
構造上、地方は景気が上向きにくいのです。
大手チェーンの雇用条件は大都市並み、それに順ずるということで、時給1000円を超える職場が鹿児島市にあると聞きます。働く方々は当然ながら敏感です。
地場の事業所はなかなかそんな金額が出せずにいます。出せない、出さないからジリ貧となるか、出して経営上の負担を抱えるか…。
ささやかな店を営む私ながら、このニュースは切実です。働く人もある程度納得・承知してくれる線を、考えていこうと思います。
by gayacoffee | 2019-08-01 12:16 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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