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昼過ぎから再び桜島の降灰。おおむね静かな火曜でした

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午後2時半、鹿児島市坂之上の自宅2階から北東の空。灰雲。桜島は写真左奥の鉄塔のかなたにある

閉店後の掃除、片づけを終え、パソコンに向かうとき一日をざっと振り返ります。ざっとです。細かなことは忘れています。なにをしたか、なにをしなかったか、と。

昼過ぎまで実に静かな店内でした。ああ~、とうめき声をあげたくなるほど。夕方近くになってぽつぽつとお客様。そして日が暮れて不思議と続いてお客様がご来店。実に不思議です。

昼2時半ごろ。ふと窓の外を見るとやけに暗い。暗いと言うか雨雲が出たような雰囲気。でも予報では晴れだったはずです。
もしや、と。やはり桜島の灰でした。
北東から東の空をおおっています。開けていた自宅の窓を急いですべて閉めました。
空をよく見ると、灰雲の中心は、坂之上より少し北よりです。紫原、宇宿あたりか? 坂之上もかすったようです。車にちょっと粉をふったような灰(下写真)。
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地元紙・南日本新聞のHPから桜島ライブカメラをチェックすると、午後3時15分の画面は濃霧のよう(右写真)。カメラは与次郎の同新聞社社屋に取り付けられているのであの一帯は灰まみれでしょう。大変ですねえ。

閉店の15分前に、私より5歳ほど年上と見える女性2人がドアを開けて、「何時までですか?」。
「9時までです」と答えると、「あと15分ですね。コーヒー1杯もらえるかしら」と。
その時刻には、夕方からなにやら勉強しておられたお客様もすでに帰られ、私は店仕舞いの仕度を始めていました。でも「15分でいい」と言われると断れませんよね。
「どうぞ」と言い、「15分じゃ短いでしょう。あと15分延長しましょうか」と親切なのか違うのかあいまいなサービス。「じゃあ」と言って席に着いた2人は反射板の付いたたすきをかけ、下はジャージ姿でした。
コーヒーを飲みながらしばしおしゃべり。9時を10分回ったころ、「おいくらかしら」。残り5分におふたりの気配りを感じました。
お勘定をいただきながら「ウオーキング中ですか?」と尋ねると、「そうです。歩いている途中にね、コーヒーを飲みたくなったの」と。
余計なことかなと思いつつ、私は「コーヒーは脂肪燃焼作用がちょっとありまして。運動の20分ほど前に飲むといいらしいですよ」と薀蓄。
「あら、本当。じゃあ、今度は飲んでから歩くようにしなきゃ」
お気をつけて、と見送り、屋外に置いている電照看板の灯りを落としました。

あすは本店の定休日です。半日は仕事を入れていますが、残り半日は一応フリーです。さてさてどう過ごそうか、と妄想。その妄想すること自体がすでに休みモードに入っているわけです。

福岡市博物館で11月4日まで開催中に「侍」展にそろそろ行かねばと思いつつ、1週また1週と過ぎていきます。名刀がずらりそろうという企画展。でも、何日に、と予定を立てるのはあまり好きではない。ふっと気が向いて足も向いてしまった、という流れが好ましいのですね。
いや、それは違うなあ。いちばんの理由は予定を立てられないのです。大寝坊することがままあります。やけに早く目覚めることもあります。休みの日の行動は、朝の目覚めが大きなカギ。気負いすぎて寝過ごす、といういまどき小学生でもやらぬ失敗をやってしまいます。早起きして出掛ける予定を立てると大寝坊しすでに昼前というパターン。それを繰り返して、いまでは予定を立てるだけムダだ、と割り切ることにしました。寝坊して行けるエリアはせいぜい福岡までです。
「早割り」など無縁。ホテルパックも危うい。観光客で宿がかなり取りにくいといわれるので、宿泊を伴う旅行に二の足を踏んでいます。

眠れないことで悩むことはなくなりました。あきらめたからです。あきらめると大概のことは悩みでなくなります。でも、こうして実際に旅に出ようとすると不自由です。

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by gayacoffee | 2019-10-15 23:55 | 焙煎人日記 | Comments(0)

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