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ゆうべことし初の三好さんクラシック&ポピュラー演奏

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鹿児島市は天候回復かと思いきや、朝から雨。昨日ほどでない冷え。
お知らせの通り、きょうは大学入試センター試験前日ということで、準備のため鹿児島国際大学が休校、それに伴い大学内の支店「図書館ガヤカフェ」「森のガヤカフェ」は臨時休業です。

ゆうべ錦江台のピアノ講師・三好恵子さんのクラシック&ポピュラー演奏がありました。ことし初めての演奏でした。
午後になって降り出した冷たい雨にも関わらずぽつぽつと三好さんファン、友人・知人らが来店してくださいました。ありがとうございます。
いきなりのサティ「ジムノペディ」でスタート。不調和・不安定の微妙なバランス。不思議な魅力のこの曲が大好きです。
「いきなりですね、サティとは」
三好さん「いい曲ですよね」
確かに。三好さんのふわっとした不思議な雰囲気にぴったりかも。続いて、春をテーマにした童謡を弾いてくださっていました。ラストソングは三好さん作詞作曲の「ハッピー・ニューイヤー」。この時季しか聴けない曲、とか。テンポ良く優しい楽しさあふれる曲です。
三好さん、ことしもどうぞよろしくお願いします。

人気作家である浅田次郎さんの小説を、私はまだ読んだことはありませんでした。昨年末、DVD「柘榴坂の仇討」を観て感銘を受けたので原作を、とAmazonで注文、きのう届きました。映画は中井貴一さんの名演が光りました。
原作は同名の短編で、文庫本「五郎治殿御始末」に収録。
読みやすい。ゆうべ読み終わりました。
山本周五郎、藤沢周平の作品が好きな私好みか。いや、浅田さんはミステリー、歴史小説など幅広くカバーしているので、時代ものはその一部でしょう。
「五郎治殿~」はご一新を境にした混乱の中、筋を通し義を貫く侍を描いた短編集。表題作も秀逸。うち「柘榴坂~」は明治の世に一転した武士の価値観を背負った旧彦根藩士の半生を描いた作品。なかなかの秀作で、映画とはまた違う味わいがあります。
いかに生きるか、いかに死ぬかー。己への問いながら、生きるべくして生き死すべきときに死ぬだろう、と思う近ごろです。鈍化してきたのか、悟りの賜物か、と。
同じく届いたのが浅田さん作「地下鉄(メトロ)の乗って」。同書も映画化されています。
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by gayacoffee | 2020-01-17 11:19 | 焙煎人日記 | Comments(0)

鹿児島発! 生豆を水洗いする自家焙煎コーヒー店の日記


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