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あの火の玉はデジャブ?

私が中学生のころ、というから30年以上も前の話です。
当時は埋め立てられていなかった海の近くに中学校があり、ちょうど造成中だった団地を下って通学していました。目の前には、錦江湾(鹿児島湾)が横に広く伸び、左に桜島、正面には大隈半島が見えるという絶景です。

ある朝、なにげなく大隈半島を眺めながら学校に通っていると、右の空から、まるで飛行機が滑空するように火の玉が落ちてくるではありませんか。そして大隈半島の山のどこかに「落ちた」! 時間にしてほんの1秒ほどの出来事。「な、なんだ、あれは」。私の周囲にはたくさんの中学生が登校していましたが、騒ぎは起きません。翌日の新聞を見ても1行も記事になっていません。
「なんだったのだろう‥。まぼろしかな?」。デジャブ? 朝から?

でも、炎に包まれながらものすごいスピードで落ちていく、巨大(たぶん)な火の玉は今でも私の脳裏に焼きついています。あまりにもリアルに。

きのう、当店のスタッフ、トモさんが、短大のとき四国・金毘羅さんに行ったとき、神社の額からえたいのしれない大きなミミズみたいな、ツチノコみたいなものが落ちてきた、金毘羅さんの思い出はその奇妙なミミズしかない、と語ります。
「金毘羅さんって、山でしょう。じゃあ山ヒルじゃないの? 深い山にはヒルがいて、生き物が通ると木の上から落ちてくるって聞いたことがあるから」
トモさん「ヒルかな? 平べったくて、大きなミミズみたいなもの。ギャーって感じだったけど、一緒に旅行に行った友達とその後、その話をしていないのよね。私にはその大きなミミズみたいなものが鮮明に記憶されているんだけど、今思うと、本当にあったことなのか、それとも記憶違いで自分が体験したように思い込んでいるのか、自信がなくなってきた。確かめたくなるよね」

そうなんです。私も、あの火の玉が現実のことなのか、私の記憶違いなのか確かめたいのです。

そういえば、私のカミさんは小学生のころ、自宅前でUFOを目撃したとか。そのUFOは、近くにある公園の小高い丘の森の上に現れたそうで、「とても大きかった。何人も見ている。絶対UFOだ」と言います。

果たして現実か、それともデジャブなのか‥。
Commented by Ex-Tannyaman at 2012-04-28 11:21 x
昭和27~30年にラ・サールに在学した人(今は著名な画家)による、断片的な記述を転記いたします。

・・・お墓のことですが体育館の2階のタイプ室に近い方のことでしょうか。雨の降る夜に火の玉がふわふわタイプ室の窓まで飛んで来て舞い上がっていくのをタイプのオジロ先生と「おお」と言って目撃した経験があります。

「オジロ先生」はキリスト教のカナダ人ブラザーであり、私ども近所の子供にも英文タイプライター室を開放してしてくださっていました。
Commented at 2012-04-28 11:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gayacoffee at 2012-04-28 12:36
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
「非公開」になっていなかったので、アップしましたが…。
いま住宅地になっているところも、かつて寺跡、墓場跡、もしかすると刑場跡などあるようで、鹿児島県内でも超科学現象を耳にすることがあります。私には霊感もなく、幽霊も見たことはありません。でも、「ここは昔なにかあった感じだな」と肌で感じることがあって、ちょっと探すと五輪塔がころがっていたりします。
Commented by Ex-Tannyaman at 2012-04-28 17:34 x
今では公然と処刑場跡などと紹介されているので、ここで書いても構わないと思いますが、昔は、絶対に近寄ってはいけないと言われていたクッキーバ(首切り場)がありましたね。今は、見晴らしの良い一等地と言われているようですね。
Commented by gayacoffee at 2012-04-29 12:56
Ex-Tannyamanさん、ありがとうございます。
歴史散策でも、刑場跡などは紹介しにくいものです。それも歴史のひとつなのですが。
刑場といえば、江戸期に薩摩では「ヒエモントイ」とかいう、すさまじいそれこそ肝試しが行われていた、と以前本で読みました。
Commented by たぶんUFOですね at 2016-10-30 21:35 x
古い記憶をたどることになりますが、昭和57~59年頃のお話でじゃないでしょうか。当時私は鹿大の学生で東谷山のアパート住んでおりました。台風接近のおり、駐車場の原チャリを確認しに部屋を出るなり、錦江湾の海上を南から北へ低く走るオレンジ色の光を目撃したことを鮮明に覚えています。その時は、台風の風にあおられて電線か何かがショートして燃えたのかな?と思いましたが翌日か翌翌日の南日本新聞に目撃情報が記事になっていてびっくり。記事の内容もUFO出現?!みたいになってました。ひょっとして奥様の目撃された方かもしれませんね。
Commented by gayacoffee at 2016-10-31 15:34
たぶんUFOですねさん、ありがとうございます。
私が目撃したのは昭和40年代末か50年ごろです。中学の登校時でした。大隅半島の南側から斜めに落ちていきました。一瞬のことでした。新聞にも話題にもなりませんでした。
NHKの「コズミックフロントNEXT」で隕石をテーマにした回で流れた映像が、私が見た火の玉そっくりでした。「火球」(かきゅう)と言うそうです。隕石が落ちてきながら燃えて光るそうです。途中で消えるのは大気中で燃え尽きるもの、とか。
妻は目の前に浮かんでいくUFOを確かに見たと言います。「あなたは実際見ていないから(存在を)信じないのよ」と言います。妻ひとりではなく、周囲にいた何人かも同時に見たんだと言います。
私はUFOを実際見たことがないので、遭遇体験を丸々信じません。金星が明るく光りUFOと間違われることもあるとか聞きます。ただ、地球外生命がいないとも思いません。おそらくいるでしょう。地球人より進んだ文明があるかどうかとか、研究者らが懸命に追っていますね。興味深いことです。
ただ、その中のUFO陰謀説などには興味はありません。UFOの存在を信じる人は、専門家や政府機関、研究機関が「いる」と言うまで、「政府はUFOを隠している」と主張し続けるものだ、とこれもまたNHKの番組で見ました。的を射た指摘です。陰謀説はいろいろありますが、世の中の不安、身の不遇などをなにかのせいにする働きがあるとも言っていました。誰かのせいにすることで人々は安心感を持つのです。
話がそれてしまいました。
by gayacoffee | 2008-02-08 10:01 | ガヤマスのつぶやき | Comments(7)

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