李下に冠を正さず-熱血先生気をつけて!
2008年 06月 08日
スモモがなっている木の下で冠の位置を直そうと手を上に挙げると、スモモを盗んでいるように見えるから気をつけろ、つまり、まぎらわしいことをして、あらぬ疑いがかからないように注意しなさい、という中国の古典からの有名なことわざです。「瓜田に沓(くつ)を履かず」と、確か続いたと思います。
ここからは、あくまでも噂で耳にした話です。
当ブログで記事にするか、ためらいましたが、その先生に「李下に冠を正さず」であってほしいと願い、書くことにしました。真相をつきとめたり、責任を追及したり、告発しようという目的ではありません。
鹿児島県内のある公立学校に熱血先生がいらっしゃるそうです。小学校とも中学校とも書きません。
先生は、とても厳しい指導を熱心に意識してやっておられ、ちょっと荒れていた学校についても「大分良くなってきました」と先生ご本人がおっしゃるそうです。
ただ、先生には女の子にちょっとべたべたするという噂が一部にあるというのです。
親しみを込めた児童・生徒とのコミュニケーションを、誤解またはやっかんだための噂かもしれません。
先にも書いた通り、この記事は、熱血先生の噂の真相をつきとめようとかの意図はありません。あくまでもこんな噂があるということ、そしてその熱血先生に、「李下に冠を正」してほしくないからです。
「出るくいは打たれる」のたとえ通り、「熱血」を歓迎する人がいる一方で、煙たがる人もいるでしょう。ご自分の教育方針を貫くためにも、あらぬ噂であっても他人の誤解を生むような場面、あえて言うなら「弱み」を作らないでいただきたいのです。
もしこのブログをお心当たりのある方が読まれれば幸いです。
もしこのブログを読んで、ごく親しい先生でこういうような方がいらっしゃったら、そっとアドバイスをしてください。
もしこのブログを教育委員会の方が読まれたら、一般論として県内の公立学校の先生に「注意」を発してください。調査ではなく、「誤解を生むようなことは注意しましょう」程度で結構ですので。
念のために書いておきますが、どこの学校の、なんという先生なのか、と私に誰が尋ねて来ても一切お答えしませんし、誰から聞いたのかにも答えません。