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「なんですかね、この渋滞」。お昼、当店前の道路で

「なんですかね、この渋滞」。お昼、当店前の道路で_e0130185_1226899.jpg
開店して間もなくのことですから午前11時半ごろからでしょうか。いつもは通る車も少ない、当店前のJR線路沿いの道路が渋滞し始めました。
「珍しいなあ」と、ブレンドコーヒー豆の準備をしながら焙煎機そばの窓から眺めていると、車の列は途切れません。後から後から続いています。前の車の発進が少し遅れると、「プッ!」と警笛音を鳴らす短気なドライバーも出てくるほど。渋滞に慣れない「田舎者」の行為か、と笑いつつ、それにしても続く車、車、車。どの車も、JR坂之上駅側から坂之上踏切に向かっています。
珍しいので写真を撮りました(右写真。当店前から坂之上踏切側を撮る。午後0時ごろ)。
30分が経過しても渋滞は続いています。
おかしい! この道路がこんなに混むはずがありません。
「何があったんだろう」
並んでいる車のドライバーに聞いてみました。秋のよく晴れた日中で、多くの車がクーラーをつけず窓を全開にしているため、気軽に話しかけられますね。
子供連れのドライバー・30代女性「分かりません。何でしょうね。いつもはすいているのに…」
どうやら一般の住民の方でした。少し後ろの車に尋ねることにしました。
20代の女性2人組「今日は介護関係の試験があったんですよ。今終わって、みんな一斉に帰るところです」
「(鹿児島)国際大であったんですか?」
女性2人組「そうです。1000人ぐらい受験したんじゃないかな」
「1000人もですか?」
女性2人組「そう(笑い)。すごいですよね」
「もう少し上(山手側)の方の道路も混んでいるんでしょうね」
女性2人組「きっとそうだと思います。みんな一度に帰っていますからね」
「ありがとうございました。気を付けて~」
ああ、久しぶりに「取材」した感覚です。

なるほど、1000人もの受験者が一斉に帰宅の途に着くと、国道225号へのアクセス道がきわめて少ない坂之上は渋滞するでしょうね。アクセス道が少ない理由のひとつにはJR側がこれ以上踏切を作りたくないから、との未確認情報もあります。坂之上駅近くには遮断機もない、警報器も鳴らない踏切もあって、私などは列車が近付いてくるのに気付かず、そのまま踏切内に入ったことが2、3度あります。列車がまだ遠かったから良かったものの、危険な踏切です。それでも以前からずっとそのままです。
余談でした。

車の列は午後0時半ごろになって、突然途切れ、普段の静かな道路に戻りました。
見慣れぬ光景に、ちょっと「お祭り」を遠目に見学したような不思議な気分で、日曜が始まりました。
by gayacoffee | 2008-10-19 12:57 | ガヤマスのつぶやき | Comments(0)

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